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アプリ開発AWS基盤

取次流通部システム

出版社ごとにバラバラだった書誌データを正規化し、電子書店へ取り次ぐシステム。書籍ファイル本体の受け渡しまで含めて扱います。設計から運用保守までを担当しました。

体制
6〜10名
役割
SE
領域
出版

課題

電子書籍の需要が増える中、出版社は紙の書籍に加えて電子書籍の発行や管理にも 対応する必要が生じていました。さまざまな形式やプラットフォームで提供されるため、 在庫管理や配信管理が複雑になります。

問題は、受け取る書誌データの形式が出版社ごとに違うことでした。CSV や Excel で 届きますが、項目名も並びも取引先ごとに異なります。書誌情報は出版物を識別する 基礎データであり、ここがずれると流通全体に影響します。

さらに、書誌データだけでなく EPUB や PDF といった電子書籍ファイル本体の 受け渡しも扱う必要がありました。

担当範囲

設計から運用保守まで、SE として担当しました。

  • 設計: データの正規化方式、配信処理の方式設計、DB設計
  • 実装・テスト: 取り込み処理、正規化処理、配信処理の実装と単体〜結合テスト
  • インフラ: AWS 上での構築と、リリース後の運用保守

取り組んだこと

  • 出版社ごとの独自形式を1つの形に揃える 取引先が増えるたびに個別対応するのではなく、形式の違いを設定として持たせ、 取り込み処理の本体を変えずに追加できる構成にしました。

  • 書誌データとファイル本体を対応付けて管理する 書誌情報と EPUB / PDF のファイルは別々に届きます。どの書誌にどのファイルが 対応するかを取り違えると、別の本が配信されることになります。 突き合わせと検証の処理を、配信の前段に置いています。

  • 配信先ごとの形式に変換して出す 受け取る側の形式も一様ではありません。正規化した状態を中間に持ち、 そこから配信先ごとの形式へ変換する形にしています。